日本人の男性における肥満者の割合は全世代平均で3割、特に30代から60代で35%が肥満であると言われています。
3人に1人が『中年太り』とうことにになりますね。
なぜ、30歳を過ぎたあたりから太りだすのでしょうか?
それは『ストレス』が太る原因になっていることがわかってきました。
ストレスの種類や太る原因について詳しくご紹介していきますので、是非最後まで読んでみてください。
こんな方に読んで欲しい!
- 30歳を過ぎたあたりから太ってきた方!
- 太ってきた原因がわからない方!
- 日常でストレスが多い方!
目次
痩せない原因
太ってしまう理由は、その人の管理能力のせいだと言われてしまうことが多々あります。
ですが、管理能力のような単純な問題ではないことが最近わかってきました。
「歳を重ねるごとに太ってきた。。。」
「ダイエットをしてもリバウンドを繰り返してしまう。。。」
その原因はストレスかもしれません。
中年太りを加速する行動をとってしまうのは、B級グルメを食べすぎたり、不規則な生活を送ったりなど『ストレスホルモン』というストレスが関わっていることがわかってきています。
ストレスホルモンとは?
私たち人間も動物も、身に危険を感じたときに「闘争本能」と「逃走本能」が働きます。
この時に分泌されるのがよく言わている、「アドレナリン」と「ストレスホルモン」です。
身に危険を感じたら、最善の力を発揮し打開しなければ自然界では生きてはいけません。
ストレスホルモンは、戦うにしても逃げるにしても筋肉が最高のパフォーマンスを発揮できるように働きかけることができます。
現代人には、自然界のような危険はなくなりましたが、このストレスホルモンは、身に危険を感じた時だけでなく、精神的なストレスを感じた時にも分泌されるのです。
24時間休みなく仕事をすることもある現代人にとって、自然界よりも難しい環境に置かれているのではないでしょうか。
ストレスホルモンは、身の危険を感じたときに筋肉に働きかける機能もありますが、そのほかにも以下のような働きもあります。
ポイント
- 代謝を上げて脂肪やグリコーゲンなどのエネルギーを放出
- 筋肉以外の血管収縮
- 消化機能の阻害・停止など
仕事でもプライベートでも常にストレスを感じ、ストレスホルモンを分泌し続けていると、体に悪いことは一目瞭然です。
ではなぜ、ストレスを溜めることで中年太りに繋がってしまうのでしょうか?
ストレスホルモンを貯めることで痩せない身体になってしまう原因5つをご紹介します。
5つのストレスホルモン
それでは、ストレスホルモンを貯めることで痩せない身体になってしまう原因5つをご紹介します。
1.睡眠を妨げるストレス
健康な状態の場合、ストレスホルモンは朝に最も分泌され、夜にかけて低下していきます。
そのため、眠る頃が一番低くなっているのが正常ですが、日中のストレスが原因でストレスホルモンが分泌されると、眠るころまでにストレスホルモンが低下しないまま夜を迎えることになります。
身体は疲れているはずなのに、気分は興奮している状態でなかなか寝付けず、寝てもまた起きてしまうという睡眠障害に陥ってしまいます。
寝不足になると、食欲中枢ホルモンの分泌が多くなり、満腹中枢ホルモンの分泌が減少することで、食欲が増加し満腹感を感じずらくなることで、より食欲が増すことになります。
2.B級グルメを煽るストレス
仕事や人付き合いに振り回されていると、食生活の改善や運動習慣を身に着けるのはとても困難です。
ストレスホルモンの分泌が多い人は、多くカロリーを摂取することがわかっています。
ストレスを感じると、甘いものやパンなどに手が伸びてしまう経験は誰でもあるのではないでしょうか。
その原因の一つが、ストレスホルモンの分泌が増えると、幸せホルモンという脳内物質の分泌が減少し、幸せホルモンが不足した隙間を埋めようと甘いものやパンの摂取が増えることです。
幸せホルモンが不足した隙間は、ヘルシーな食事で埋めましょう!
3.食物の消化を妨げるストレス
ストレスが続くと胃腸が悪くなる・・・
過敏性腸症候群による便秘や下痢、逆流性胃腸炎など、常日頃からこのような症状に悩まさ絵ている方も多いと思います。
このような症状が続くと胃腸の炎症がひどくなり、腸で排除されるはずの菌が排除できなくなります。
そのため、菌やウィルスがカラダの中に運ばれ炎症を起こし体の老化を早める原因にもなります。
本来なら食物繊維豊富な食品を消化・吸収をするはずが、消化・吸収が困難になり、足りない栄養素を得ようとする脳の働きにより、食欲が増すことになります。
また、ストレスホルモンは満腹中枢を刺激するシグナルを妨害するため、ストレスが多くなると食欲をコントロールすることが困難になります。
ストレスに襲われた身体は、脳から食欲が増すシグナルを出し続けられていると言っても過言ではありません
4.運動できないカラダにするストレス
ダイエットために運動でも始めよう・・・
痩せるためには必要な運動ですが、日ごろからストレスを感じている生活ををしていると、菌やウィルスがカラダの中に運ばれ炎症を起こすことは先に触れました。
結果として免疫力の低下にも繋がり、以下のようなカラダの不調が現れることになります。
● 疲れが抜けない。
● スタミナ不足。
● 関節痛や筋肉のこり。
単に歳をとったというわけでもなく、ストレスの影響により現在の不調に拍車をかけているのです。
5.頑張ろうとすることを妨害するストレス
人の話が理解できなかったり、考えがまとまらなかったり、こんな経験はありませんか?
ストレスホルモンは、筋肉を優先して働くように仕向ける働きがあります。
つまり、ストレス過多にあると、仕事の効率が悪くなるだけでなく感情的になったり、取り組む意欲が低下します。
更に、新しい記憶の定着を妨害することが最近わかってきました。
ストレスの対処法
ここからは、太りだす原因のストレスの対処方法についてご紹介してきます。
1.ゆっくり休息をとり気分転換をする
ストレスには十分な休息が必要です。
「学校」や「仕事」もあるとは思いますが、ここは割り切りましょう!
何もしない時間をつくって、いままで十分が時間が取れなかった趣味に没頭することで、心身がリフレッシュできますね!
2.睡眠GAVAを食べる
GAVAとは?
睡眠の質を高めたり緊張やストレスなどを和らげる効果があるアミノ酸の一種
チョコレートのおいしさそのままの、まろやかな味わいのミルクチョコレートです。
夕食後に3粒チョコレートが食べれるなんて、チョット幸せな気持ちになりますね!
まとめ
今回のポイント!
- ストレスを認めて、上手に付き合う事!
5つのストレスがある以上、新しいライフスタイルを身に着けるのは非常に困難です。
中年太りから抜け出すには、まずストレスを排除する必要があります。
アメリカでは、病院にかかる件数のうち75%~90%が直接・関節に関わらずストレスが原因の症状によるものだという結果が出ています。
様々なストレスを気力と体力で乗り越え、戦い続けている現代社会人。
カッコよく聞こえますが、戦い続けているからこそ徐々にカラダが中年太りになってしまうのです。
中年太りや生活習慣病にならないためにも、ストレスの存在を認めて上手に付き合い解消していくことが必要です。
歳をとっても健康でスリムでカッコいい「オジサン」でいたいですからね!
少しでも皆さんの健康の質が向上して、毎日元気に過ごせますように。
最後までご覧いただきありがとうございました。